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四柱推命とは

四柱推命とは、太古の中国で生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつで陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)を基に、人が生まれながらにして持っている性格、能力、素質を理解し、その人の努力や経験で変わる後天的な運命までも的確に予測することができる占いです。東洋占星術の中でも最も信頼性が高く「占いの帝王」と呼ばれています。東洋占星術においても西洋占星術においても、占星術は、どのような『星』が支配しているかで、その人の宿命や運命、運気の流れなどを推測します。『星』という文字は、『生』まれた『日』と書きます。つまり人の宿命は『生まれた日』ですべて決まるのです。
 四柱推命は、 『生まれた日』(生まれた年・月・日・時間)を、四つの柱『年柱(ねんちゅう)』『月柱(げっちゅう)』『日柱(にっちゅう)』『時柱(じちゅう)』に見立て、さまざまなことを占う運命学です。しかし自分の生まれた時間を正確に知っている方は非常に少ないでしょう。実際に占う場合は、生まれた時間の『時柱(じちゅう)』まで出さなくても、占いとして成立することから生まれた年・月・日が分かれば宿命や運命を推測することができます。この生まれた年・月・日が『年柱』『月柱』『日柱』に、それぞれ『干支(えと)』を示します。『干支(えと)』は60種類あり、この60種類の干支(えと)がさまざまなメッセージを私たちに示してくれます。

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日本推命協会

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 四柱推命式(しちゅうすいめいしき)は、生まれた日の年・月・日・時を、 四つの柱『年柱(ねんちゅう)』『月柱(げっちゅう)』『日柱(にっちゅう)』『時柱(じちゅう)』に見立て、人生を四分割したそれぞれの時期に『干支(えと)』や星を分かりやすく表に示したもので、ここから宿命や運命を推測します。
■ 四柱とは
 
四柱 読み 表す時代 表す運気
年柱 ねんちゅう 初年期 0~19歳 社交面や外面における運気 主に目上の人や親、上司との関係等
月柱 げっちゅう 中年期 20~39歳 仕事や家庭における運気 仕事運や結婚運、家庭運など
日柱 にっちゅう 晩年期 40歳~ 自分自身や恋愛における運気 才能や恋愛運など
時柱 じちゅう 鳥海伯萃「四柱推命」では、重視しません。
生まれた時間を正確に知っている方が少なく、また時柱まで出さなくても占う事が可能だからです。
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■ 干支とは
 
 10種類ある十干(甲、乙、丙、丁、戊、庚、巳、辛、壬、癸)と、12種類ある十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)の組み合わせです。「甲子」から「癸亥」まで60種類あります。すべての年、すべての月、すべての日がそれぞれこの60種類のいずれかになっており、また、年は60年で一巡、月は60ヶ月で一巡、日は60日で一巡します。
豆知識
皆さんもご存知の『還暦』は、産まれた年の『干支』が巡って来たことをお祝いします。
甲子園球場は『甲子』の年に建設されたために、こう名付けられたと言われています。
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 十干(じゅっかん)とは、「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」の総称です。十干は古代中国、殷(いん)の時代から日の順序を示す記号として使われており、1ヶ月を10日毎の上中下の三旬に分け、1日目から順に甲、乙、丙・・・と数えられたのが始まりだと言われています。
 やがて陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)と結びつき、五行(ごぎょう)の木、火、土、金、水それぞれの「陽」を「兄(え)」に、「陰」を「弟(と)」に分けて十干(じゅっかん)に割り当てました。そのため「丙(へい)」一文字で「火の兄(ひのえ)」と読むようになりました。
 
十干 読み方 意味
「こう」
または
「きのえ」
善良潔白、泰然自若、公平無私な性格。おしゃべり等は好まず、一徹な面 があり、不屈の精神の持ち主でもあるので、何事も最後まで成し遂げます。また慈悲に厚く、後輩の面 倒見がよく、おごってあげたり金銭を惜しみません。その反面、自分より目上の人、先生や上司など権威に逆らうこともあります。優れた眼力を持ち、ものの道理をわきまえて行動するので、人望があり、運勢も旺盛。
「おつ」
または
「きのと」
従順温和ですが、内心は強情。穏やかでことを荒立てたり、他人を非難したりしないので、周囲から好かれますが、従来の習慣にこだわらず新しいことに取り組むことに臆病なところがあります。そのため物事が成就しそうになると怠け心を起こし、中途半端なまま投げ出してしまう傾向があります。
「へい」
または
「ひのえ」
活発・陽気で賑やかなことを好みます。何事も進むばかりで退くことを知らないところがあります。他人と馴れ親しみやすいですが、離れやすくもあり、愛情が薄く軽薄に傾きやすいといえます。明朗で物事の処理が手早く、大きなことを好んで行いますが、忍耐力が乏しいため、中途半端なまま止めることが多いでしょう。
「てい」
または
「ひのと」
十干の中で最良の性質。運気旺盛で、人の上位に進み、博愛心が強く、人望が厚い人が多いです。親切丁寧で、人をよく教導する性質を持ちます。穏やかで素直な立ち振る舞いで、軽はずみな行動をすることがなく、失敗も少ないでしょう。「謙遜の美徳」の持ち主なので、他人と争いを起こすこともありません。
「ぼ」
または
「つちのえ」
運気旺盛ですが、傲慢、強情、我が強く、人情の薄い人が多いといえます。活発で剛毅ですが、忍耐力に乏しく、何事も中途で止めるなど長続きしないところがあります。気が変わりやすく、あれこれ手を出しては飽きる性分なので、稼いでも稼いでもお金は不足しがちです。傲慢で気分が高ぶりやすく、他人と争うところがあります。
「き」
または
「つちのと」
表面は義理人情に厚く、温和ですが、内心は野心をもやし、他人に腹を明かさない人もいます。勝負事が好きで、莫大な利益を求めて身を誤る人が多いでしょう。気迷いが多く、決断力に乏しいので、一度決めてもすぐ心変わりするなど、断固たる行動が取りにくいところもあります。
「こう」
または
「かのえ」
働き者ですが、口達者でお世辞が上手。他人に調子を合わせるものの、気が変わりやすく当てにならない。活発ですが、落ち着きがなく、よく考えずいろいろなことに手を付けることがあります。無作法で、約束を違えたり、迷惑をかけたりしても平気な人もいます。他人の話を信じやすく、また自分の考えが変わりやすいところがあります。
「しん」
または
「かのと」
ちょっと強情で思い込んだら最後まで言い続け、迷い気と猜疑心の強い神経質な性格。それゆえ取り越し苦労が絶えず、他人に親切にし過ぎる性格なので、心配事や苦労が多いでしょう。金銭に縁はありますが、貯めることが好きで常に握るばかりで出し惜しみするところがあります。

「じん」
または
「みずのえ」

壬は「大海の水」のように、心は清く広く、態度は悠々として角が立たず、徳は広大。柔順で仁義を重んじ、慈悲心に富んでいます。人に恵を与え人を愛するため、多くの人から尊敬され慕われます。他人に負けまいとする闊達な気性もあり、運気は旺盛で、人の上に立つに従い人望や人徳も備わってくるでしょう。
「き」
または
「みずのと」
活発・短気で強情でもあります。精神力が強く、物事にあまり驚きません。正直で人情は厚いが、潔癖すぎて融通 の利かないところがあります。才知があり決断は早いですが、独断に傾きやすいところがあります。自分の反対者には反発力を高め、相手を屈服させなければ済まない剛猛な気性で、白黒はっきりさせたがり、清濁を併せて呑むことができないでしょう。
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 十二支(じゅうにし)とは、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の総称です。 十二支がいつ頃できたのか定かではありませんが、当初は12ヶ月の順序を示す記号として使われていたと言われています。それより前には、木星や月の周期を表す記号であったと言われています。それを覚えやすくするために動物の名前で表しました。十二支は、月だけでなく、年や日、時間、また方位 にも割り当てられています。
 
十二支 読み方 意味
細かなことに気が付いて無駄遣いせず掃除好き。 苦労のうちに貯めた金、色で失い人に倒さる。
気が利いて、細かなことに気がつき、きれい好きで掃除好き。金銭面 では、無駄遣いすることもなくまじめだが苦労して貯めたお金を、異性関係で失うなど恋愛で身を崩す恐れがあります。

うし

辛抱強く根気良く言葉少なく信用もあり。好き嫌いありて押し強く、腹立つ時は止めようもなし。
言葉少なく、辛抱強く、根気良く、コツコツ派で信用もあります。好き嫌いがあり自分の考えを押し通 す傾向にあります。いったん怒り出すと止められないところがあります。
とら 考え深く落ち着いて人の頭と敬まわれつつ、昂ぶり過ぎて気ままがち。 とかく目上と事を争う。
考え深く落ち着いて、人の上に立ち尊敬されますが、それに甘んじて、おごり高ぶると、気ままがちになることも・・・。みんなのリーダー的存在ゆえ、とかく目上の人と事を争いになる。
世辞と愛嬌ある故に人気もありて福徳もあり。取り留めもなく遠慮がち。色のためには苦労する。
愛嬌があり、お世辞もうまく人気者。財産や幸福に恵まれる。人に遠慮ばかりして、自分の考えは要領を得ない。異性関係で苦労する傾向にある。
たつ 人に立てられ威勢良く思わぬ人の引き立てもあり、諂いもなく気短で負けず嫌いが損のもとなり。
威勢がよく人に引き立てられ、上に押し上げられることも・・・。人にこびたり、おべっかを遣ったりできない。短気で負けず嫌いの性格で損をすることも・・・。
心の奥ぞ深くして金に一生不自由なし。見栄を飾りて疑いと嫉む心のあるが疵なり。
用心深く人を簡単に信用しないため、なかなか心の中を人に見せない。金銭面 では、お金には一生苦労しない。見栄っ張りで疑い深く嫉妬心が深いことが欠点。
うま 調子宜しく世辞上手。人気もありて金回りよし。陽気ばかりで陰気なくうわべを飾る癖があるなり。
お調子者でお世辞がうまく人気者。お金にも苦労しないので、交際上手。見栄っ張りで外見を飾る傾向も・・・。
ひつじ 人を憐れみ品も良く、芸はあれども高ぶりもせず、取越苦労遠慮がち危ぶみ過ぎて迷う臆病。
礼儀正しく気品がある。人に威張ることもない。しかし、考えすぎ取り越し苦労をする傾向も、臆病であれこれ迷い優柔不断になりがち。
さる 小才もありて器用なり。人の気を取る内は安楽。人を侮り意地悪く、褒められたさに嘘をつくなり。
要領よく、何でもこなせる器用な人。人の機嫌を気にしているうちはよいが、策略をはじめると自分が優位 に立つために嘘をつくことも・・・。
とり あれもこれもと忙しく働き乍世を送るなり。気変わり多く極まりなく、身分に余る大望は損。
細かい事によく気がつき、如才なくなんでもこなし働き者だが、気が変わりやすい。自分の力以上の高望みをすると損をする。
いぬ 義理を守りて正直に人の為めには陰日向なし。骨折損の多くしてくよくよ思う心偏屈。
義理がたく、正直者で陰日なたのない性格。くよくよ悩みなかなか人にはっきりと言い切れないため、自分ばかり骨折り損をする傾向にある。
極まり宜しく大望も貫く程の強き気性ぞ。後先見ずの気早にて人に憎まれ損もするなり。
目標を高く持ち貫ける強い気性。思い込んだら、後先も考えないで猛進してしまう。それゆえ人付き合いでは、なかなか人に理解されず、誤解され嫌われたり憎まれたり損をしてしまう傾向。
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■ 蔵干とは
 
 蔵干(ぞうかん)とは、各柱の十二支と生年月日における節入りからの日数から割り出される十干のことです。十干の象徴する意味を参考にしてください。
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■ 通変星・蔵干通変星とは
 
 通変星(つうへんせい)と蔵干通変星(ぞうかんつうへんせい)は、同じ星で、 「比肩(ひけん)」「劫財(ごうざい)」「食神(しょくじん)」「傷官(しょうかん)」「偏財(へんざい)」「正財(せいざい)」「偏官(へんかん)」「正官(せいかん)」「偏印(へんいん)」「印綬(いんじゅ)」の10種類です。
 通変星(つうへんせい)は、その人の性格や特徴、能力、適性、人との関わりなどを判断する上で、四柱推命においては最も大切な星です。ただし、蔵干通 変星と比較すると、通変星はその人の内面や精神性を表すため、表には出ないこともあります。
 通変星に激しい気性の星を持っていると、表面的には穏やかに見えても、二人きりになった時などは豹変することがあります。
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 『月柱』の蔵干通変星(ぞうかんつうへんせい)は、『主星(しゅせい)』といってその人が社会で活躍する上で最も重要な星であり、また、『日柱』の蔵干通 変星(ぞうかんつうへんせい)は、自分自身の本質を表します。『年柱』の蔵干通 変星(ぞうかんつうへんせい)は、家柄などのその人の原点を表します。蔵干通 変星は、四柱推命では最も重要であると言えます。
 ただし、この蔵干通変星(ぞうかんつうへんせい)の出し方にいくつかの流派が存在し、「鳥海伯萃流」では、最もポピュラーな「泰山流」とは異なり、微妙に変化しているために、蔵干通 変星(ぞうかんつうへんせい)は違った星が出てくるかもしれません。四柱推命の本で出した命式(めいしき)と鳥海伯萃のコンテンツで出した命式(めいしき)が違うのはそのせいです。「鳥海伯萃流」では、現代のさまざまな状況を判断し、また、莫大なデータ量 から蔵干表(ぞうかんひょう)を制作していますから、内容の的中率はかなり精度を高めています。
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通変星
蔵千通変星
読み方 意味
印綬 いんじゅ 『学問と名誉』を表します。
教養があって知識が豊富な人に対する憧れが人一倍強く、少しでも頭が良くなることに興味を持っています。
偏印 へんいん 『ファイトと発想』を表します。
熱しやすく冷めやすいところがあり、仕事も恋愛も長続きしない傾向があります。そのときの気分で価値観が変わるところがあり、また、秘密主義のため自分の考えを他人にはほとんど明かしません。
正官 せいかん 『信用と気品』を表します。
「正官」の「官」は官吏を表し、気品の家柄、高いプライドを意味しています。無駄 を嫌い几帳面な性格から、時間やお金にルーズな人を嫌います。
偏官 へんかん 『野生と頭脳』を表します。
公の資格や役職などにこだわらず、実力で地位 を勝ち取るという意味があります。責任感、攻撃本能が強い、行動力、スポーツ、大胆、親分肌などと解釈します。
正財 せいざい 『着実と正直』を表します。
正しい形で財を成すという意味から、着実で堅実な性格を表します。とにかく真面 目で、仕事も恋愛もいい加減なことができず、どんなことにも慎重に対応します。
偏財 へんざい 『多趣味多才』を表します。
「財」は財産や人脈、情報を表し、「偏財」は偏った財を持つことを意味します。お金には縁があるのに、それは「回転財」なため、大金をつかむと使ってしまいます。
傷官 しょうかん 『型破りと聡明』を表します。
もっとも真面目で誠実な「正官」を傷つけてしまうほど、シャープな頭脳と強い意志を持っているのが「傷官」。思ったことはストレートに指摘して、相手が落ち込んでも全く気にしない性格です。また「傷官美人」という言葉があるほど、美人が多いのも特徴です。
食神 しょくじん 『快楽と食通』を表します。
困ったことが起こっても、誰かが不思議と助け船を出してくれる運の良さから、性格は穏やかでノンビリしています。また、「食神」には子供という意味もあるため、子供が好きだったり、いつまでも子供のように純粋だったりということも表します。
劫財 ごうざい 『意地』を表します。
どんなことをしてでも財を奪うという意味から強い上昇志向を表します。いろいろなタイプの人から自分にはない才能や能力を学ぼうとするため、自然と社交的になります。
比肩 ひけん 『学問と名誉』を表します。
文字通り他人と肩を並べるという意味から自立心が強く、相手に甘えることができない性格で、どうしても勝ち負けにこだわってしまいます。
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■ 十二運星とは
 
 運勢の強弱、盛衰を人の成長過程にたとえて表現しています。しかし強弱だけでなく、性格や才能、能力なども意味しているので、十二運星(じゅうにうんせい)の解釈は簡単ではありません。  総合的に命式を判断しながら、ひとつひとつの十二運星(じゅうにうんせい)の意味を判断しなければなりません。「死」や「病」といったその漢字からくる暗いイメージは鑑定する際には関係ありません。
 
十二運星 読み方 意味
長生 ちょうせい 『幼児』や『長男・長女』の意味を持ちます。
他人から信用される印象です。
沐浴 もくよく 『少年』の意味を持ちます。
産まれた土地から離れるという意味があることから自由気ままな印象があります。
冠帯 かんたい 『青年』や『女王様』の意味を持ちます。
向上心が強く派手な環境を好む印象があります。
建禄 けんろく 『壮年』や『王子様』の意味を持ちます。
地道な努力家という印象があります。
帝旺 ていおう 『頭領』や『王様』の意味を持ちます。
読んでの字の如く、まさに王様のような気質からどことなくカリスマ性を持っている印象があります。
すい 『老人』の意味を持ちます。
慎重で控えめ、保守的で無駄な冒険を好まない印象があります。
びょう 『病人』や『音楽・芸術家』の意味を持ちます。
人当たりは良く、誰とでも仲良くなれる印象があります。
『死人』や『霊感』の意味を持ちます。
消極的だが探究心が旺盛な印象があります。直感力に優れています。
『入墓』や『墓守』の意味を持ちます。
保守的で無駄を嫌う印象があります。先祖との縁が非常に深いことから、特別 な運を生まれながらにして持っています。
ぜつ 『あの世』の意味を持ちます。
気分屋で飽きっぽく、時間にルーズな印象があります。芸能界など芸術に関わる業界で活躍することが多いです。
たい 『胎児』や『お天気屋』の意味を持ちます。
多芸多才で常に現状に満足することなく理想を追い求め、落ち着かない印象があります。
よう 『赤子』や『養子』の意味を持ちます。
母親との縁が深いためか、甘えん坊で、常に目上の人から引き立てられている印象があります。
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■ 天中殺(てんちゅうさつ)とは
 
 天中殺(てんちゅうさつ)とは、日柱の干支(かんし)から割り出される12年に1度必ず訪れる不運の2年間で、空亡(くうぼう)とも呼ばれるものです。年柱の干支(かんし)から割り出される空亡(くうぼう)も天中殺の一種ですが、あくまでも日柱から出した空亡が天中殺のため、補足程度に考えたほうがよいでしょう。
 この期間は、災いやトラブルに見舞われやすく、結婚や転職、引っ越しなど何か新しいことを起こすと、良い結果が生まれないとされています。またこの天中殺の前年にあたる年も、天中殺ほどではないにしろ、同様な意味があると言えるでしょう。天中殺は確かに不運な時期を表しますが、その期間を避けて行動を起こすことによって、運勢の低下を避けることができます。また、その時期の過ごし方によっては、その後の人生に幸運をもたらすことが可能になるでしょう。
 
天中殺 意味
戌亥 いぬい (+) 戌の年と亥の年を表します。
戌亥 いぬい (-) 戌の年と亥の年を表します。
申酉 さるとり (+) 申の年と酉の年を表します。
申酉 さるとり (-) 申の年と酉の年を表します。
午未 うまひつじ (+) 午の年と未の年を表します。
午未 うまひつじ (-) 午の年と未の年を表します。
辰巳 たつみ (+) 辰の年と巳の年を表します。
辰巳 たつみ (-) 辰の年と巳の年を表します。
寅卯 とらう (+) 寅の年と卯の年を表します。
寅卯 とらう (-) 寅の年と卯の年を表します。
子丑 ねうし (+) 子の年と丑の年を表します。
子丑 ねうし (-) 子の年と丑の年を表します。
 陰陽説(いんようせつ)と五行説(ごぎょうせつ)とを合わせ、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)と呼びます。陰陽五行(いんようごぎょう)は10分類になり、下の表の通りそれぞれの十干(じゅっかん)を同じ意味を持っています。

※十干(じゅっかん)の象徴する意味につきまいては、同ページの十干の解説を参考にしてください。
 
陰陽五行 意味する十干
+木
-木
+火
-火
+土
-土
+金
-金
+水
-水
 五行説(ごぎょうせつ)とは、地球上の森羅万象(しんらばんしょう)を5つの要素で分類したものが「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)」です。それぞれその漢字を同じ意味を持っているのですが、陰(-)陽(+)に区分されることで、それぞれの十干と同じ意味を持っていると言われています。四柱推命の考え方の中にあっては、これらを「五行(ごぎょう)」と総称し、その考え方を五行説(ごぎょうせつ)と言います。
 陰陽説 (いんようせつ)とは、森羅万象(しんらばんしょう)を2つの要素で分類したものが、陰(いん「-」)と陽(よう「+」)です。例えば、受動的な状態を陰(いん「-」)、能動的な状態を陽(よう「+」)と分類します。また自然界のものを分類すれば、暗、冬、夜、裏などを陰「-」、明、夏、昼、などが陽「+」です。このように地球上のすべてを陰「-」と陽「+」に分類する考え方が、陰陽説(いんよう説)です。
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■ 運勢エネルギーとは
 
 運勢エネルギーとは、十二運星(じゅうにうんせい)から割り出される1から12の数値です。数値が大きいほど、運勢エネルギーが高いと言えます。十二運星(じゅうにうんせい)は、運勢の強弱、盛衰を人の成長過程にたとえて表現していますが、強弱だけでなく、性格や才能、能力なども意味しているので、解釈は簡単ではありません。運勢エネルギーの数値は、運勢の強弱のみをシンプルに表しています。
       
 
 
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